大相撲7月場所中に無断外出し、接待を伴う飲食店に出入りしたとして場所を途中休場した幕内阿炎関(26)(錣山部屋)が、日本相撲協会に引退届を提出したことが5日、明らかになった。相撲協会は6日の理事会で阿炎関への処分を検討した上で、引退を認めるかどうか判断する。
関係者によると、4日に師匠の錣山親方(元関脇寺尾)が引退を届け出た。相撲協会によると、阿炎関は場所前と場所中の複数回、知人や他の部屋の幕下以下の力士らと接待を伴う「夜の店」に出入りしていた。相撲協会は新型コロナウイルス感染予防対策をまとめた指針の中で不要不急の外出自粛を協会員に求めており、錣山親方は指針に反し、感染の危険性を伴う行為だった点を重く見て、師匠判断で阿炎関を7日目から千秋楽まで休場させていた。
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