元銀行員の女、「大束」すり替え9200万円着服…バッグ・高級エステに
勤務していた愛知銀行蟹江支店から現金500万円を盗んだとして、窃盗容疑で今月1日に逮捕された元行員の女(60)が、数年前から現金の着服を繰り返し、被害総額が約9200万円に上ることが分かった。伊藤行記頭取らが17日、記者会見で内部調査の結果を明らかにした。続く
発表によると、女は、1万円を1000枚集めて1000万円に束ねた「大束(おおたば)」を悪用。大束を作る時、一番上と一番下だけを1万円札にして、ほかの紙幣はすべて5千円札にすり替える偽装工作をして、着服を繰り返していた。盗んだ金は、生活費のほか、ブランドバッグ購入、高級エステサロンの利用などに充てていたという。
同行は6日付で女を懲戒解雇処分とした。今後、業務上横領容疑での刑事告訴に向け準備を進める。
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