2020年7月21日火曜日

福山雅治、生配信で「春馬くん」追悼 所属事務所の先輩がファンに悲痛“お願い”© 産経新聞社 福山雅治、生配信で「春馬くん」追悼 所属事務所の先輩がファンに悲痛“お願い”  俳優で歌手、福山雅治(51)が19日、ファンクラブ限定YouTube企画を生配信し、18日に死去した所属事務所の後輩、三浦春馬さん(享年30)を追悼した。訃報を受けて当初予定していたプログラムの延期を発表した福山は、かわいがっていた後輩を突然失った苦しい胸の内を吐露。故人が残した作品にも触れ、「彼が生きてきた証を、今まで以上に愛してください」と呼びかけた。
 三浦さんが旅立ってから一夜明けたこの日、親交の深かった所属事務所、アミューズの先輩が胸中を語った。
 「僕ら、アミューズの仲間、三浦春馬くんがお亡くなりになりました。今、この話をしていても全く実感がありません。まだ彼の死と向き合えていないですね」
 午後6時過ぎから生配信されたファンクラブ限定企画「お家でBROS.一足早い夏休み2020」。冒頭、予定していたプログラムの延期を発表した福山は、悲しみをこらえながら訃報を伝え「分からないことだらけで非常に混乱している状態です」と吐露した。
 故人とは自身が主演したフジテレビ系スペシャルドラマ「ガリレオΦ」(2008年)や、11年4月にパーソナリティーを務めたニッポン放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の東日本大震災復興支援緊急特番などで共演。イベントで三浦さんが福山の代表曲「家族になろうよ」を歌ったこともあった。
 仕事だけでなく「家に来てくれたこともあったし、ご飯を食べに行ったこともあった。メールも来ていました」といい、私生活でもかわいがっていた自慢の後輩だった。
 今回、企画自体を中止ではなく延期にした理由については、「春馬くん自身が、アミューズの仲間たちに迷惑を掛けることを望んでいないはず。そういった気遣い、心配りのできる人。とても繊細で、真面目ないいヤツでしたから」と人柄をしのびながら説明した。
 また、故人が残した作品についても言及。突然の死を「まだ受け止めきれていないのですが」と前置きした上で、「彼が生きてきた証である映像作品や歌、これから公開される作品をどうぞ変わらずに、むしろ今まで以上に見てやってください。そして応援してください。彼の表現した作品を愛してください」と先輩としてお願いした。
 最後は「いろんな思いを乗せて」とあいさつし、希望を歌ったバラード曲「ひまわり」をギターの弾き語りで披露。優しい歌声に、コメント欄には「春馬くんに届きますように」などの声があふれた。
★延期の企画は来月に
 番組内では、延期したプログラムを来月に振り替えると発表した。それに伴い、この日は当初予定していた福山が食べているサラダレシピの公開などのプログラムの内容を説明し、「簡単サラダレシピをご紹介して、乾杯しようと思っていました。時短で火を使わないでできますので、次回を楽しみにしていてください」とPR。他にもチャリティーTシャツを制作したことなどを明かしていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿