2020年7月25日土曜日

(写真:読売新聞)© 読売新聞 (写真:読売新聞)  国内では24日、新型コロナウイルスの感染者が32都道府県と空港検疫で計771人確認された。東京都で260人、大阪府で過去最多の149人が判明するなど、大都市を中心に新規感染者が多い状態が続いている。死者は埼玉県と大阪府、京都府で各1人増えた。
 東京都は4日連続で感染者が200人を超えた。年代別では、20~30歳代が186人と約7割を占め、40~50歳代も約2割の55人に上った。接待を伴う飲食店の従業員ら「夜の街」関連は疑わしい事例も含めて36人だった。入院患者は計1040人で、約2か月ぶりに1000人を上回った。重症者は16人。
 大阪府によると、PCRなどの検査件数は1150件で、陽性率は13%。19日にも陽性率が10%を超えているが、その前は緊急事態宣言下の4月26日まで遡る。感染経路不明の割合は61%に上った。
 愛知県では63人の感染が確認され、1日あたりの感染者は4日連続で50人を超えた。30歳代以下の若年層が49人と約8割を占めた。
 鹿児島県では14人の陽性が確認された。うち11人は離島・与論島の住民で、島の感染者は計23人となった。県は、県内外の人に島への訪問自粛を要請している。

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