1日当たりの新規感染者の過去最多を更新し、初の300人超えとなったことについて、小池百合子知事は「非常に大きな数字だ。都民には4連休の外出を控えてほしい」と訴えた。また大阪ではこの日、新たに104人の感染者が確認された。22日の過去最多121人に続き、2日連続で100人超となった。愛知、埼玉でも過去最多の感染者が確認された。
小池氏はこの日、これまで最多だった293人(17日)を大幅に更新する366人の感染者数に「感染防止への協力をさらに強めていく必要がある警告でもある」と危機感をあらわにした。感染者が一気に300人を超えたことについては、検査数が20日に過去最多の4926件に上った影響があると説明。都によると、366人のうち20~30代が6割を占める。40~50代にも広がりがみられ、感染地域も23区にとどまらず多摩地域にも広がっているという。
番組では、小池都知事の「みなさんの協力で止めていかないと幾何級数的に増えていく」との発言を紹介した。この言葉にコメンテーターでタレントの長嶋一茂は「小池さんの言葉で幾何…?」と指摘すると羽鳥慎一アナウンサーが「きかきゅうすうてき」とフォローした。続けて一茂は「これが申し訳ないけど勉強したことないんで、どういう意味だかよく分かんないんです。小池さんっていつも横文字だったり言葉も含めて官僚言葉というか」とし会見について「やっぱりここ勉強する場じゃなくて大切な情報を出すために」と指摘した。
さらに「僕は勉強をほとんどしてませんけど、だから分からない。でもそういう方たち…視聴者のみなさんは僕よりほとんど頭のいい人たちばかりだと思うんですけど、頭の悪い私にも理解をさせてもらうような言葉も必要だと思うんで」とし「幾何級数的ってどういう意味ですか? 倍々ってことですか? たくさん増えていくってことですか? わかんない、どういうことですか、玉川さん」とコメンテーターで同局の玉川徹氏に尋ねると「2倍ずつになっていく、3倍ずつになっていくという増え方です」と玉川氏は答えた。
続けて一茂は「だから倍々とか3倍とかという言葉でいいじゃないですか。なんでこういう言葉を使うのかよく分からなくて」と繰り返し、小池都知事の発言を「情報発信能力が逆に低いんじゃないかって本当に思うんです」などと指摘していた。
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