2020年7月24日金曜日

池江璃花子選手、聖火見つめてメッセージ…五輪1年前イベント【動画】

ランタンの中の聖火を見つめる競泳の池江璃花子選手(23日夜、国立競技場で)=代表撮影
ランタンの中の聖火を見つめる競泳の池江璃花子選手(23日夜、国立競技場で)=代表撮影
 東京五輪の開幕まであと1年となった23日、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は開会式が行われる午後8時から、メインスタジアムの国立競技場でイベントを開催した。白血病と闘う競泳女子の池江璃花子選手(20)(ルネサンス)が、聖火がともされたランタンを手に「1年後の今日、この場所で希望の炎が輝いていてほしい」などと世界へメッセージを発信した。
 開会式に合わせた午後8時、白い衣装に身を包んだ池江選手がアスリート代表として競技場の芝生の上に立ち、五輪延期で落胆した選手たちの思いと自身の境遇を重ねてメッセージを送った。
 池江選手は100メートルバタフライなど個人5種目の日本記録(長水路)を持ち、日本の女子競泳陣を力強く牽引する若きエースで、2020年東京五輪での活躍が期待されていたが、2019年2月に自らが白血病と診断されたことを公表した。闘病生活を経て、同年12月に退院。東京五輪出場は断念したが、復帰を目指してトレーニングを再開し、2024年のパリ五輪出場とメダル獲得を新たな目標に掲げている。

白血病公表から現在までを読売新聞記事で振り返ります

 ・競泳の池江選手が白血病を公表

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