TDR下車駅のJR京葉線の舞浜駅前はディズニーのオープン1時間前の午前7時ごろから、開園を待つ多くの人で混みあった。
茨城県境町から友人と泊りがけで訪れたという男子高校生(18)は「宿泊先もTDRのホテル。茨城や千葉はキャンペーンの対象と聞き、もしかするとお金がかえってくるかもと思うが、あまり期待していない。ホテルにキャンペーンのことを聞いてもよく分からないとの話だった。そんなことがあるのかと驚いた」と冷めた様子で話した。
千葉県船橋市の病院職員の女性(20)は同僚の女性(20)と訪れ、「新型コロナの対応で仕事が忙しかったので、息抜きでやってきた。キャンペーンとは関係なくディズニーランド行きを決めていた。同じ県内で近いので来たが、県外への移動は感染拡大防止のためにしない」という。
東京江東区から母親、祖母らと訪れた小6男児(12)は「学校行事がずっとなく、どこかに行きたかった。きょうは絶対にディズニーランドに行くと決めていた。学校でも家でも毎朝体温を測っている、今朝は36・6度で大丈夫なので家を出た」と話した。
母親と祖母は「都知事が県境を越えないよう訴えているのは知っているが、子供がこんなに楽しみにしているのをだめとはいえない。ディズニーは対策もしっかりしていると聞いているし、自分たちも消毒液を持ち歩いている」と消毒液を手にかけて入場口に向かった。
東京都内からきたという20代のカップルは「不要不急はだめというが、デートは大切。都内の繁華街よりディズニーのほうが絶対に安全」と言い切った。
千葉県松戸市の50代の男性は「都知事は県境越えはダメといっており、きょうほど『千葉県民でよかった』と感じたことはない」と話した。
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