大久保容疑者は国立病院機構災害医療センターなどでの勤務を経て、平成30年に宮城県名取市で呼吸器内科と精神科の医院を開業。山本容疑者は東京都内で、フリーランスの内科医として勤務している。
かつて同じ病院で勤務する同僚だった2人は以前、「扱いに困った高齢者を『枯らす』技術」という電子書籍を出版。ウェブ上に掲載されているあらすじには「証拠を残さず、老人を消せる方法がある。医療に紛れて人を死なせることだ」「違和感のない病死を演出できれば警察の出る幕はないし、犯罪かどうかを見抜けないこともある。荼毘(だび)に付されれば完全犯罪だ」などと記されていた。
また、大久保容疑者はツイッターやブログを開設。「しがない診療医」と自己紹介する大久保容疑者のツイッターには「医者ってなんなんだろね。素直に死なせてやっちゃいかんのかね」「日本人が海外で『安楽死』しまくるようになり、外交問題になる日がくるかね」など、安楽死や尊厳死、延命治療に関する書き込みが並んでいた。
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