2020年8月13日木曜日

 

ブルワーズ相手に好投、今季3勝目を挙げたツインズの前田健太(AP)© 中日スポーツ 提供 ブルワーズ相手に好投、今季3勝目を挙げたツインズの前田健太(AP)

◇12日 ツインズ12ー2ブルワーズ(ミルウォーキー)

 ツインズの前田健太投手(32)は12日、敵地ミルウォーキーでブルワーズ戦に先発し、6イニング3分の2を5安打2失点、5奪三振で今季3勝目(0敗)を挙げた。また、日本投手で8人目のメジャー通算50勝に到達した。ア・リーグ中地区首位のチームは12ー2で大勝した。

 バルデリ監督は、地元放送局FSNOによれば前田への称賛を惜しまなかった。「チームとして素晴らしい夜になった。始まりはケンタ(前田)だった。彼の投げっぷりだった。とにかく、魔法のようだった。全球種を制球できていた」

 同監督は先発投手を疲弊させない基本方針を持ち、先発投手が7回のマウンドを踏んだのは、この日の前田が今季初。降板時点でまだ85球だった前田は、マウンドに赴く指揮官を目にすると悔しそうな表情を浮かべ、ボールを手渡すと軽く首を振り、うつむき加減にベンチへ戻った。

 同監督は「たぶん8回か9回までいけただろうし、本人はそうしたかっただろう。だが、あまりにも効率のいい投球だったから、そこまでは必要ないし、そうしない方がいいと思った。相手打線の上位から下位まで、まんべんなくすごい投球をしてくれたし、試合を支配していた」と、降板させた理由を説明した。

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