福岡県は12日、新たに76人の新型コロナウイルスの感染を発表した。福岡市が43人、北九州市が11人、県発表分が22人だった。
県発表分のうち2人は私立大牟田高(大牟田市)の生徒で、同校ではこれまでの判明分を含め生徒計6人の感染を確認。県はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。6人の中には部活動が同じ生徒がいたり、同じ寮で生活する生徒がいたりしており、県は感染経路を調べている。
福岡市の43人のうち、三興タクシー(博多区)で従業員3人の感染が確認された。既に判明している4人と合わせて7人の感染が判明し、市は事業所内でクラスターが発生したとみている。7人のうち少なくとも1人は運転手で、5人は同じ事務室内で内勤業務をしていたという。
鹿児島市は12日、感染していた80代女性の死亡を発表した。鹿児島県内での死者は計4人になった。【田崎春菜、加藤小夜】
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