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持続化給付金、架空事業を記載し１００万円詐取…申請１００件以上繰り返す

2020/08/12 23:55

• 　新型コロナウイルスの影響で収入が減った個人事業主ら向けの「持続化給付金」制度を悪用し、架空の事業を記載して１００万円を詐取したとして、兵庫県警は１２日、神戸市東灘区の会社役員の男（４８）ら３人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。男らは、計１００件以上の申請を繰り返しており、県警は虚偽とみて調べる。他の逮捕者は、同市兵庫区の飲食業の男（４３）、堺市堺区の飲食店経営の男（２７）。

　発表では、３人は７月１１日、国の特設サイトを通じ、架空の事業を記載したり、偽の売り上げ台帳や確定申告書のデータなどを送信したりする方法で国から１００万円をだまし取った疑い。県警は３人の認否を明らかにしていない。

　給付金は、コロナの影響で収入が前年同月に比べて５割以下となった個人事業主に最大１００万円を支給するなどの制度で、５月から申請を受け付けている。