2020年7月17日金曜日


東京は想像できないような感染起こる…森田知事「隣接県として注意を」

 千葉県の森田知事は16日の定例記者会見で、県内で直近3週間に確認された新型コロナウイルス感染者のうち7割弱は、本人か家族が東京都と往来していたとの分析結果を明らかにした。
 県は、感染者が再び増加傾向に転じた6月22日から7月13日までに公表した感染者のうち、行動歴が分かる187人を分析。県健康福祉政策課によると、東京都と往来していた人と、その人から感染したとみられる家族は121人おり、全体の65%を占めた。森田知事は会見で「大都市の東京は想像できないような(感染の)起こり方をする。隣接県として注意しなければいけない」と述べた。
 一方、県内の感染については「爆発的ではない」と指摘。ピーク時に入院患者は約300人、重症者は約20人いたのに対し、今回分析した時点ではそれぞれ117人、ゼロに抑えられているとして、事業者に対する休業要請を現段階では行わない方針を改めて説明した。

0 件のコメント:

コメントを投稿