2020年7月17日金曜日

© 朝日新聞社 第69回NHK紅白歌合戦で「ガラスを割れ!」を披露する欅坂46=2018年12月31日、池田良撮影  アイドルグループ・欅坂(けやきざか)46が16日夜、10月に開くラストライブをもって欅坂46としての活動を終了し、改名して再出発することを発表した。この日、無観客で開いた有料配信ライブで、キャプテンの菅井友香さん(24)が「このグループとしてもっともっと強くなるための決断」と理由を説明した。ライブを前に公式HPで「重要なメッセージ」が予告されたことから、ファンの間では改名が発表されるのではないかという臆測が広がった。具体的に「櫻坂(さくらざか)46」という名前も取りざたされたが、新グループの名称は明かされなかった。
 欅坂46はこの日、昨年9月の東京ドーム公演以来、約10カ月ぶりとなるライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!」を無観客で開催。ライブの終盤で菅井さんは「私たち欅坂46は、この5年間の歴史に幕を閉じます。そして、欅坂46と前向きなお別れをします。新しいグループ名となり、生まれ変わります」と改名を発表。「欅坂46だからこそかなえられた夢がたくさんありました。欅坂46に出会ってくださって、欅坂46を好きになってくださって、欅坂46を支えてくださって、本当にありがとうございました」と声を詰まらせながら語った。
 菅井さんは「たくさん楽しい思い出があった一方で、正直くやしい思いもたくさんしてきました。メンバーの卒業、脱退も続きました。グループの名前が一人歩きして、耳をふさぎたくなるようなことに悩まされた日もありました」と、これまでの苦悩も明かした。「グループとして強くなるために、新しく入ってきてくれた2期生、新2期生、そして1期生の28名で、ここから新たなスタートを切り、もう一度みなさまとたくさんの夢をかなえていけるようにがんばりたいと思っています」と決意を語った。

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