2020年7月17日金曜日


© 読売新聞 (写真:読売新聞)
 国内の新型コロナウイルスの感染者は16日、31都道府県と空港検疫で新たに計622人が確認された。1日あたりの新規感染者数が600人を超えるのは、過去最多だった4月11日の743人以来で、緊急事態宣言の解除後では最多となった。各地で宣言解除後、最多の感染者が判明しており、感染は拡大している。
 神奈川県では新たに48人の感染が確認された。15日の43人を上回り、2日連続で宣言解除後の最多を更新した。川崎市では、集団感染が発生した「新宿シアターモリエール」の舞台公演に出演していた20歳代男性俳優の陽性が判明。横浜市などでも公演を観覧した男女計6人の感染が確認された。
 埼玉県内でも宣言解除後で最多となる49人、宮城県では宣言中も含めて過去最多の14人の感染がそれぞれ判明。大阪府でも解除後の最多人数を2日連続で更新する66人が確認された。厚生労働省によると、新たな入院患者は3090人。1日の入院患者が3000人を超えるのは5月19日以来となった。

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