2020年7月17日金曜日

自身が特効薬だと主張する抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」を飲むブラジルのボルソナーロ大統領。自身のフェイスブックに7日、その様子を投稿した=フェイスブックから© 朝日新聞社 自身が特効薬だと主張する抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」を飲むブラジルのボルソナーロ大統領。自身のフェイスブックに7日、その様子を投稿した=フェイスブックから  南米ブラジルで16日、新型コロナウイルスの累計感染者数が200万人を突破した。リオデジャネイロでは恒例のカーニバルが来年2月に予定されているが、感染拡大が止まらない中、主催団体の会議では「中止論」も浮上した。
 保健省によると、16日夕時点の累計感染者数は201万2151人。死者数は7万6688人。初期に感染の中心だったサンパウロやリオデジャネイロ、その後広がった北部や北東部などでは感染拡大の勢いが落ち着きつつあるが、南部の州などでは新規感染者が増えている。
 「傾向を知るために、感染の恐れが大きい地域でのみ、PCR検査しているのが実態だ」。サンパウロの生物研究所オズワルド・クルス財団のホドリゴ・スタベリ研究員(公衆衛生)は、確認されていない感染者はさらに多いはずだという。

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