2020年7月17日金曜日


西田敏行さん主演の震災映画、モデルになった元民生委員の男逮捕…女子学生に性的暴行容疑


 岩手県警は14日、同県釜石市中妻町、会社員千葉淳容疑者(79)を強制性交容疑で逮捕した。千葉容疑者は東日本大震災後の遺体安置所の様子を描いた映画「遺体 明日への十日間」で、西田敏行さんが演じる主人公のモデルになった。
 発表によると、千葉容疑者は昨年12月5日昼、釜石市内の山林に止めた乗用車の中で、県央部に住む10歳代の女子学生に性的暴行を加えた疑い。「やっていません」と容疑を否認している。
 市によると、千葉容疑者は昨年まで約27年間、民生委員を務め、震災直後は市内の遺体安置所でボランティアとして活動。映画の原作で、ノンフィクション作家・石井光太さんの著書「遺体 震災、津波の果てに」で取り上げられていた。

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